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5月18日にサステナブル拠点WELAGOを伊豆大島に正式開所・運営開始 – 同日、東京都大島町と『多様な働き方による地域活性化に関する連携協定』を締結 –

株式会社フロンティアコンサルティング(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川原 邦章、以下当社)は、5月18日にサステナブル拠点「Izu-Oshima Co-Working Lab WELAGO(*1)」を伊豆大島(東京都大島町)に正式開所しました。当社のサテライトオフィスかつ島内外のワーカーが無料で利用できるコワーキングスペースとしての運営を開始します。また、同日、官民一体による地域活性、地域課題解決や地域創生に資する還元人口(*2)の創出、地域と島外企業との関係づくりを目指し、大島町(町長:坂上 長一)と『多様な働き方による地域活性化に関する連携協定』を締結しました。

本施設は、自社社員のみならず、島内外のワーカーが共に「都市と地方の共存社会を、多様な働き方から描く。」を目的に持ちます。その目的を念頭に置き、実践するロケーションを模索した結果、世界的大都市〈Tokyo〉に最も近い諸島として、原始的な自然や独自の文化を持ちつつも人口減少や離島ならではの社会課題を抱える東京都島嶼地域に大きな可能性を感じました。また、東京都市部からのアクセスも良い同地域の玄関口となる伊豆大島が、本プロジェクトを牽引する執行役員の出身地であったことや、行政も前向きで官民一体となって取り組める環境から構築場所に大島町を選定しました。

当社は「火山由来の自然や独自の文化を背景に都市部にはない体験が得られ、ワーケーションを通じて持続的な社会を実現するための学びを得られる」「世界的大都市との近接性の高さから、目的に向けてワーカー個人や企業を巻き込み、思考や活動の循環を生み出しやすい」の2点を大島町へ開所した利点として捉えます。

また、大島町が取り組む3つの産業振興「地域資源を活用した産業振興」「担い手の確保・育成による産業振興」「多種多様な働き方による産業振興」に寄与すると考えます。大島をはじめ各東京諸島の中で地域課題解決や地方創生に自ら取り組む方々、東京諸島出身者で地元のために貢献意識はあるもののその機会を得られない方々に向けて、活動や機会創出の活性化に繋がることを期待します。

なお、本施設は、東京都の外郭団体である公益財団法人東京しごと財団(所在:東京都千代田区、理事長:中澤 基行)による「サテライトオフィス設置等補助事業」に採択され、大島町が所有する低利用施設を改修して構築しました。今後、本施設を活用したコミュニティ運営を予定しており、地元大島を拠点にウェブメディアやコミュニティ事業を手掛ける株式会社TIAM(本社:東京都大島町、代表取締役社長:伊藤 奨)と業務提携を結び、都市と地方が共存する社会を多様な働き方から促進します。

(*1)WELAGO:ウェラゴ。「Work」と多島海域(諸島・列島)を表す「Archipelago」を掛け合わせた造語で多様な働き方を生み出す〈多働海域〉を意味。
(*2)還元人口:地域出身者や地域に縁がある人々などの内、地域への貢献意識が高く、個人が持つスキルや関係などの資源を積極的に地域に還元する人を対象とした人口と定義。

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