株式会社コプロ・ホールディングス
ワークプレイス構築
プロジェクトマネジメント / 設計・デザイン / 施工
WORK PLACE
822㎡ / 247坪
フリーアドレス制をはじめとするABWを先進的に実践し、働き方に変革をもたらす
建設業・プラント業を中心としたエンジニアのアウトソーシング事業を全国で展開するコプロ様が、名古屋駅前に構える本社をビル館内移転によってリニューアル。“場所”に依存しない働き方を実践する先進的なワークプレイスによって社員一人ひとりに変革をもたらし、生産性向上、危機対応力強化、イノベーション促進を図ります。
CONCEPT
コンセプトとして掲げた「どこでも仕事ができる組織」とは、単に固定席による運用からフリーアドレス制を導入した働き方へのシフトだけを意味するものではありません。全国に拠点を持たれるコプロ様の社員の方々に、どこからでも会社の情報にアクセスでき、いつでも誰とでもコミュニケーションが生まれる、本当の意味で“場所”に依存しない働き方をしてもらう。その象徴として新しいワークプレイスを捉えました。
PLANING
リニューアル後のワークプレイスでは、ABW(Activity Based Working)と呼ばれる、仕事内容や気分に合わせて働く場所や時間を自由に選べる働き方を導入。さらに出社時にその日の座席がランダムに割り当てられるというシステムなど、より先進的にコミュニケーション活性化を図っています。そうした働き方を実現させるため、什器の選定やツールの導入においても、できる限り多くの要素を取り入れる提案としました。
DESIGN
従来のデザインイメージを一新し、より先進的なワークプレイスとなるよう、従来のオフィスイメージと見間違う、ホテルのような高級感のある空間としました。会社の顔となるエントランスから、デザイン性を高めた執務エリアの象徴としてフロア中心部に位置するカフェカウンターを通り、社長室へとつながる一連の動線を空間構成の起点とし、全体の抜け感と視認性を意識しています。
ロゴマークがあしらわれた壁と、重厚で高級感のある床材が印象的なエントランス。正面にはガラスマッピングを使用して奥行き感を演出、来客者が視覚的に楽しめる工夫を施しました。
エントランスを抜けた先にある来客エリア。会議室や執務エリアとの間仕切りをすべてガラスにすることでフロア全体を見渡せるデザインとしました。
執務フロアの一部ながら、まるでホテルラウンジのような雰囲気漂うカフェカウンター。ワークプレイスの中心に位置し、行き交う社員同士のコミュニケーションが生まれる場です。
LAUNCH
お客様がこれまでにない“攻めたオフィス”を希望され、新しい要素というものを前向きに捉えていただけたこともあり、象徴的となるようなデザインがいくつも複合的に混ざり合う特別な空間となりました。完成後はフロア内の様々な場所で社員の方々が会話されている姿をお見かけし、コミュニケーションの活性化にもつながっているように感じています。「毎日座る席が異なるので新鮮な気持ちで働ける」といったお声をいただくこともできました。
PROJECT FLOW
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要件整理
多様な働き方ができるワークプレイスを目指すクライアントと要件整理を実施。トップとの直接の打ち合わせでリブランディングの方向性を検討しました。
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基本計画
トップの熱い想いを反映させられるよう、 素材感を重要視し、ブランドを象徴するロゴマークを活かした空間をデザインしました。
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環境構築
海外製品も含めた様々なメーカーの家具を調達し、空輸などで納期を短縮。 最新技術を用いた受付システムと、ロゴマークをあしらったガラスマッピングにより、最先端のエントランス空間として演出しています。 毎週の定例会も関係各社と綿密に実施しました。
PROJECT DATA
Client: 株式会社コプロ・ホールディングス
Project: コプロ・ホールディングス本社
Business: ワークプレイス構築
Role: プロジェクトマネジメント / 設計・デザイン / 施工
Size: 822㎡ / 247坪
Location: 愛知県名古屋市
Category: アウトソーシング事業
CREDIT
- プロジェクトマネジメント
株式会社フロンティアコンサルティング
- 設計・デザイン
株式会社フロンティアコンサルティング
- 施工
株式会社フロンティアコンサルティング
- 撮影
朴の木写真室
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