共同ピーアール株式会社
ワークプレイス構築
プロジェクトマネジメント / 設計・デザイン / 施工
WORK PLACE
1,565㎡ / 473坪
エントランスと執務エリアを繋ぐスペースを、みんなが意識的に集まるコミュニケーション促進の拠点に
国内最大規模の総合PR会社、共同ピーアール様の新ワークプレイスを設計・施工しました。「人と自然が共生する近未来」を指し示した隈研吾建築都市設計事務所監修の来客エリア(エントランス)をはじめ、リフレッシュエリア、執務エリアから構成されたワークプレイス内は随所に自然を感じる意匠を凝らすことで、開放的な空間として創造しています。
CONCEPT
来客エリアは、隈研吾建築都市設計事務所によって「森」をテーマにデザインされています。その場所との調和を図る意味でも、私たちはこのワークプレイスの中心に緑に溢れたリフレッシュエリアを計画しました。ひらめきを育む緩やかなコミュニケーションが創造されるとともに、方々に散らばった機能をひとつの空間に集約することで、以前のオフィスよりも機能的な空間を実現できると考えました。
PLANING
以前のオフィスでは新聞などの資料閲覧スペースが非常に狭くなってしまっているという悩みをお聞きしていました。そこで植栽と本棚を組み合わせることで、コンセプトとして掲げた「コミュニケーションが生まれるオフィス」の象徴であるリフレッシュエリアにブックラウンジを融合。社員の方々が自然と集まるだけでなく、執務エリアからより意識的に集まってくるような空間作りを提案しました。
DESIGN
打ち合わせを重ねるなかで、社員の方々の明敏かつざっくばらんにお話される姿が印象に残っていたことから、空間全体は人と人との接点が自由で、情熱が育ちやすくなるようダイナミックなレイアウトとしました。またモダンなスタイリッシュさと温もりを両立させるため、シンプルな色味に木目をバランス良く取り入れたデザインとしています。
リフレッシュエリアと融合したブックラウンジには業務で活用する新聞や雑誌が並び、会議室やその奥の集中ルームと執務エリアをさりげなく分けるパーテーションとしての役割も果たしています。
全体を低めの什器で統一し、ガラスパーティションで見通しをよくすることで端から端まで見渡せるダイナミックなレイアウトに。各エリアを緩やかにつなぐことで社員同士のコミュニケーションを促進します。
モノトーンと木目をバランス良く配した内装と家具で、ホテルやカフェのラウンジのような落ち着いた雰囲気に。
隈研吾建築都市設計事務所により設計された来客エリア。光、緑、木素材を組み合わせることでエントランス空間の中に「森」が表現されています。
LAUNCH
要望に沿いながらも自由な発想でデザインすることができ、社員の皆さんが出社したくなるようなワークプレイスを作ることができました。共同ピーアール様からも満足の声をいただいています。
PROJECT FLOW
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要件整理
トップへのインタビュー、PJメンバーとの打ち合わせを重ねてリブランディングの方向性を検討しました。
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基本計画
隈研吾建築都市設計事務所のデザインに寄り添いながら、フロンティアコンサルティングとしてのデザイン的主張を展開しました。
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コスト調整
意匠を担保した上でコストカットを実現しました。
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環境構築
エントランスのガラスへの映像投影を実現させるため、クライアント・隈研吾建築都市設計事務所と綿密に打ち合わせしながら照度や可読性のバランスを取り、施工方法の技術的な課題をクリア。 関係各社(ビルオーナー、B工事施工会社、クライアント手配工事会社など)とも定例会を毎週実施しトラブルなく完工しました。
PROJECT DATA
Client: 共同ピーアール株式会社
Project: 共同ピーアール本社
Business: ワークプレイス構築
Role: プロジェクトマネジメント / 設計・デザイン / 施工
Size: 1,565㎡ / 473坪
Location: 東京都中央区
Category: PR
CREDIT
- プロジェクトマネジメント
株式会社フロンティアコンサルティング
- 設計・デザイン
株式会社フロンティアコンサルティング / 隈研吾建築都市設計事務所
- 施工
株式会社フロンティアコンサルティング / 大成建設株式会社
- 撮影
ナカサアンドパートナーズ
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